堺自然ふれあいの森

2017年度実施報告

         
         

2月のイベント実施報告

2/24 森の手入れ
今日は、秋にカキノキとエノキに巻いたこもを外して、冬越ししている生きものを観察しました。 こもを外す前に、チラッと中を覗いてみると…アオクサカメムシの姿が!この他にも、毒蛾の幼虫やムーアシロホシテントウ、エサキモンキツノカメムシ、クモの仲間など、色々な生きもの達の冬越ししている姿を見ることが出来ました。
その他にも、はらっぱ広場から木道に続く道の階段補修もおこないました。このイベント中に少しずつ修繕しているのですが、木道の分岐まであともう少し! 階段補修の他にも、崩れかけの園路の補修もおこないました。狭い場所は、斜面を削って園路の幅を広げる作業も行いました。少しずつ綺麗になっているので、参加者の皆様もやりがいを感じているようです。
2/17 おはなしかんさつ会
今日のおはなしは、「ぼくはかぶとむし」。土の中でカブトムシがたまごから生まれて幼虫(赤ちゃん)→成虫(大人)になるまでのくらしの紙芝居を読みました。 カブトムシの幼虫を見つけに森へ入ったら、地面に太い枝が重ねて置いてありました。手で押してみると、スポンジみたいにやわらかい!木に生えるきのこがやわらかくボロボロにして、それを地面の上のミミズやダンゴムシたちが食べてフンをすると、森の土になるんだよ。
森の中に、板の囲いがあって、その中に落ち葉がたくさん入っていました。ここは、堆肥(たいひ)を作る場所。昔、里で暮らす人びとが、この堆肥を畑にまいて肥料として使っていたんだ。その中の落ち葉を掘っていくと、下へ掘れば掘るほど、かわいていた落ち葉はバラバラになって湿っていて黒くなっているよ。 落ち葉が一番細かくて黒い土になったところに大きな幼虫がいました!手の上に乗せて観察してみると、お腹には黒いフンがつまっていました。カブトムシの幼虫も、落ち葉を食べて栄養たっぷりの森の土を作ってくれる一員なんだね。

2/17 大人のための自然観察会
2月の大人のための自然観察会のテーマは「冬芽」です。
初めに室内で、スライドや資料を使って冬芽の解説を行いました。硬い殻のようなもので覆われたもの、うぶ毛のような細かい毛で覆われたものなど、木によって冬芽の特徴は色々!
野外では、ルーペを使って様々な冬芽を観察しました。じっくり見てみると、形や質感、大きさなど個性があって面白いです。冬の森の楽しさが広がりましたね。
2/12 野鳥観察 〜冬鳥の観察〜
積雪で一面真っ白の森で、野鳥観察をしました。室内で少しお話をした後、さっそく双眼鏡を持って外へ出てみると、頭上を飛ぶチョウゲンボウや木に止まるメジロがみつかりました。 他にも、第二豊田川では水の中の落ち葉をつつくキセキレイや、シジュウカラ・メジロ・コゲラ・エナガの混群とも出会う事ができました。最後は森の館で観察できた鳥をみんなで共有して、観察会は終了となりました。
2/11 1〜3才の“プチほっこり”
今日は北風がピューピュー吹き荒れる寒い日でしたが、みんなでヤマモモ広場まで探検しました。すると、落ち葉に混じってヤママユのまゆを発見!まゆを引いてみると、細くて丈夫なシルクの糸に変身! 広場の丸太をひっくり返してみると、くるくると丸まったヤスデやハサミムシの幼虫、ダンゴムシなど、小さな生きものを発見!寒い季節でも隠れて暮らしているんだね。
落ち葉を木にのせて揺すってみたり… 落ち葉にダイブしてもぐったり、袋に詰めて落ち葉ボールを投げたり、元気いっぱい遊びました♪
2/8 1〜3才の“ほっこりタイム”
今日は森の探検!澄んで爽やかな冬の空気の中、元気いっぱい体を動かして「東のおじいさんの木」を目指して出発です♪歩いていると、つるつるのリョウブの木や、フユイチゴ・ヒサカキなどの実を見つけました。 東のおじいさんの木はと〜っても大きくてびっくり!手を回しても届かないくらいで、その大きな幹のまわりをみんなでぐるぐる回ったり、根元でドングリを探しました。
お昼ごはんはお外で食べて、いっちんクラブの方々が焚いてくれていたたき火にあたって温まりました。そこで焼いたミカンをパクっ!おいもやリンゴもとってもおいしかったね。 お昼からはおはなし会。絵本を読んだりふれあい遊びのほか、2月は節分ということで、鬼が登場しての豆(ボール)まき大会をして、みんなで楽しみました♪

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